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慌ただしい年末の仕込み最中
久しぶりに上生菓子の撮影をしてみました。

本日の和菓子
茶席上生菓子「山茶花」さざんか

以前、山登りに行ったときに見かけた
濃くも淡くもない色が印象的だった山茶花。

その淡い本紅色のような色の花を作りたくて
黄色と赤色の混色を試作。
赤も様々な色合いがあることを再認識。
ようやく近い色合いが出来ました。

白あんを芯に白ぼかしにした煉切で包み
頂点を窪ませて
花びらの先端をつまみ出し
黄色のしべを添えてから
三角へらと茶筅で
花びらの様に囲い込みます。


漢字で「心を亡くす」と書く『忙しい』という言葉。
年末年始を向かって
皆さん、本当にお忙しいとは思いますが
どうぞ、優しい心だけは亡くさずに
お過ごして下さい。

さて、年末の仕込を再開することにします。









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# by wagashi_yoshino | 2016-12-14 11:01 | 気まぐれ和菓子 | Comments(0)

茶席上生菓子「未開紅」

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Word Press を利用して
和菓子工房吉野の新メインサイトを構築するようになって
ずっと考えていた、このブログとの住み分け。

新設メインサイトになるので
従来からあったこのブログはホームメニューに取り込まれた形です。


毎日、忙しく仕事をしているうち
瞬く間に時間が過ぎブログに費やす時間も
足りなくなり更新もままならないことが多くなりました。

ここをお店の営業告知やイベントニュースのようなもの。
スマホでザックリと撮影した営業日記的なもの。
本来の意味での営業に活用することも考えています。
このブログ独自のスタイルを
変えていくのも面白そうとも考え始めました。
でも、まぁとりあえず・・・
従来通りのスタイルで続けることにします。

海辺の町の和菓子屋ブログ。
手作りの工房から「和菓子の愉しさ」を紹介するブログです。
初心に返ってみるのもいいかもしれません。


相変わらず不定期でマイペースな和菓子屋ブログですが
長い目でお付き合い下さいませ。


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本日も和菓子は

茶席上生菓子「未開紅」みかいこう


開花のときに1~2弁、咲き遅れることから

未開紅と名前が付いたようですが

つぼみの色が濃いから未開紅とも言われていて諸説あるようです。


うす紅色の煉切で自家製小豆こしあんを包み

白ぼかしにした手前を茶巾しぼりにして

梅の花びらの形に仕立てます。

仕上げに薄い匙(さじ)を使って花びらの切れ込みを入れて

煉切の黄色いしべを植え込みました。

ほんのりしたうす紅色と丸くぽってりとした佇まいは

寒い冬の中でも温もりのある優しさを感じさせます。








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# by wagashi_yoshino | 2016-02-07 15:05 | 雪の降る頃 | Comments(4)
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新年あけましておめでとうございます

本年も和菓子の楽しさを、のんびり綴りたいと思います。
超マイペースな和菓子ブログですが
今年も宜しくお願いします。

毎年のことながらお年賀の和菓子作りに勤しんでおります。
お正月、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

新春、最初の和菓子は
慶祝和菓子「松竹梅」しょうちくばい
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お客様からご注文頂いたお年賀の特上生和菓子。

京都ご出身の色白で美しい奥様のご注文は全てが煉切製で
かなり大振りの上生菓子のご依頼でした。
比較がないので見た目にはちょっとわかりにくいのですが
目方にして、ひとつ100~120g。
大振りのみかん程度でしょうか。
片手に乗せると、ずっしりとした存在感がある重みです。

もう少し小振りの上生菓子をオススメしたのですが
「どうしても、この大きさがいいわ」と
口説かれて要望されて作りました。

「松」には潰しあん、「竹」には白あん
「梅」には小豆こしあんを其々包んであります。
こうして並べてみるとお正月らしくおめでたいですね。
そして、大きさや重みからでしょう。
堂々とした風格も漂いますね。


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# by wagashi_yoshino | 2016-01-04 01:03 | Comments(10)

茶席上生菓子「夕映え」

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春と共にお茶会のハイシーズンとなるこの時期。
今秋も複数のお茶会から上生菓子のご注文を頂きました。

上生菓子、特にお茶の上生菓子となると
先生との事前打ち合わせが重要になってきます。

同じ秋でも、初秋、盛秋、晩秋と
お茶会が開かれる時期で季節感がまるで異なります。
お使いのお茶室、お道具、掛け軸、お花等と
お菓子のデザインが重なるのをさけて
上生菓子の意匠、形、色、素材、味、菓子名から最後の仕上げまで

お茶を点てるご亭主様の気持ちを思い計りながら
あるいは招かれるお客様の気持ちに思いめぐらせながら
試作見本を何度となく重ねることもしばしば。

納得できるまで先生との打ち合わせに余念がありません。
まさに、一期一会の精神なのでしょう。

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本日の和菓子
茶席上生菓子菓子「夕映え」

挽き茶色に染めた煉切は
きんとんふるいで越し出してそぼろ状に。
潰しあんを芯に丸木型にいれて、丸山型に打ち出します。

ポイントは煉切製の赤とんぼ。
アクセントに芥子の実を散らし
秋の風の中、気持ちよさそうに飛ぶ赤とんぼをイメージ。

お茶の先生のご希望で
煉切をきんとんふるいで越し出す手法を選びました。
通常のきんとんあんに比べて
乾きやすいので、しっとりした煉切あんを煉っています。



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# by wagashi_yoshino | 2015-10-13 18:40 | 秋色の頃 | Comments(2)
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ホームページを構築していたので、ブログは久しぶりの更新。
今回はイベント告知です。

平成27年10月10日(土)〜 21日(水)に静岡県藤枝市岡部の「大旅籠柏屋」にある蔵ギャラリー「なまこ壁」にて「藤枝おんぱく着物展」が開催されます。
その連動企画としてギャラリー「なまこ壁」の隣の蔵「和食処一祥庵」で、和菓子工房吉野の上生菓子「秋の煉切」とお抹茶、または珈琲のセットを味わってもらえることになりました。
日時、数量ともに限定のスペシャルイベントです。

日時は「藤枝おんぱく着物展」の中の限定企画(着付体験)が行われる10月10日(土)〜12日(月・祝)の3日間。
時間は、ランチタイムが終わってからの14:00〜16:00頃とさせていただきます。



題して「着物で一服セット」
●上生菓子とともに 650円
●お干菓子とともに 540円

茶席上生菓子は「龍田」「色づき」「姫菊」の3種類からお選びいただけます。
お飲み物は「お抹茶」か「珈琲」からお選びいただけます。


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こちらは上生菓子「龍田」と珈琲のセット。
着物をお召しの方はもちろん、洋服の方も、ご遠慮なくどうぞ!

「着物で一服セット」は予約しなくても召し上がっていただけますが、限定21(7×3種類)個の予定なので、絶対に召し上がりたい方は参加日と種類&個数をあらかじめご予約いただけると確実で安心です。
予約していただいた場合は、限定数を越えてもご用意いたします。
ご予約お待ちしています。お干菓子はまたお知らせします。

お問い合わせ・ご予約 蔵の和食処「一祥庵」いっしょうあん
TEL 054−667−5215

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今回のイベントをコーディネートしてくれたのはフリーライターの「ぱらぽん」
一祥庵に置かれている上のメニューチラシもぱらぽんによるものです。
詳細は彼女のブログ「ごきげんぱらぽん2」でどうぞ!

さらに「ぱらぽん」から連動企画のご紹介です。

柏屋主屋にて「井出コレクション打掛展」(入館料 300円)

「井出コレクション」というのは清水の郷土歴史家であり江戸古民具収集家でもいらした「 井出 孝」さんのコレクションで、「大旅籠柏屋」開館当時に1200点ほど、買い取られたそうです。

今回の「藤枝おんぱく着物展」に合わせて、そのコレクションの中から「打掛」を何点か展示。特にオープニングイベントとして10月10日(土)〜12日(月・祝)の連休には、特別な企画が用意されています。柏屋主屋を見学された方は、着付け体験ができます。(着付け体験は事前予約制で無料ですが、柏屋主屋の入館料300円はお払いください。)

柏屋所蔵の着物たちを「庫流みわの会 別府教室」の皆さんのご協力のもと着付けてもらえます。男性用の着物も用意されているとか!?大歓迎だそうです。希望される方は、10/4(日)までに、電話にて大旅籠柏屋まで、お申し込みください。

 TEL/054-667-0018


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# by wagashi_yoshino | 2015-09-29 11:03 | 特別な御注文 | Comments(4)

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八十八夜も近くなると、いよいよ柏餅が最盛期になってきます。
この時期になると煎茶や抹茶、ほうじ茶といった
お茶使ったお菓子も数多く登場します。
年末年始にお多福ロールという
和風の小豆あんロールを作ったところ
よく売れたのでお抹茶バージョンを作ってみました。
卵と砂糖と小麦粉、あん、寒天
それに抹茶しか使っていない素朴な和風ロールです。
ロールのスポンジ生地はバターなどの油脂を
一切使ってないのであっさりとしていてヘルシー。
甘みを抑えたやわらかな抹茶きんとんあんを
芯に巻き込んで和風抹茶ロールの出来上がり。
抹茶スポンジ生地と抹茶きんとんあんでダブル抹茶。

お多福ロールの抹茶バージョンなので
「福茶ロール」と名付けました。
豊かな抹茶の風味を感じながら
食感の違いもお楽しみください。
あっさりとした甘みが抹茶の風味豊かな香りを引き立てて
でも後引かない素朴な美味しさです。

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# by wagashi_yoshino | 2015-04-18 16:29 | 新緑の頃 | Comments(2)

駿河湾の潮風に吹かれて。海辺の町の和菓子屋blog。手づくり工房から和菓子の愉しさ紹介します。


by wagashi_yoshino