祭り仕度

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すっかり・・・ご無沙汰してますけど
しっかり仕事をしています(笑)

毎年11月19日に行われる焼津・西宮神社の大祭。
吉野にとって一年で一番忙しい日
えびす講のお祭りです。
地元では「あらやのおいべっさん」と呼ばれて親しまれ
商売繁盛や家内安全をお参りする
善男善女の参拝客で夜遅くまで賑わいます。

吉野の店頭にも
この日だけの特別な和菓子たちが並び
祝い菓子を求める多くのお客様のご来店で、ごった返します。
お赤飯・大福・栗おこわ・大どら焼きといった定番も
人気ですが、名物なのが『口取』です。

『口取(くちとり)』と呼ばれるお供え和菓子は
大福豆のきんとんや柚子饅頭、抹茶羊羹、ロールなど
「おせち風」和菓子の詰め合わせ。

『お平(おひら)』は、野菜の煮物を模した落雁です。
筍、蓮の根、牛蒡、人参、昆布巻き。
デフォルメされた和菓子たち。
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そしてえびす講には欠かせないお祝い菓子が
本日の和菓子『掛け魚(かけうお)』
鯛をかたどった落雁です。

お祝いには付き物の左右一対の鯛。
中には自家製の小豆こしあんが入っています。
「めでたい」につながる語呂から祝い事に用いられる「鯛」ですが
その昔は、腐りにくく遠くまで運搬できる生魚だから
珍重されたようですね。
祝い色の象徴である鮮やかな赤色も
古くから魔よけや霊力があるとされてきた色。

最後に、忙しい仕込みの中で撮った栗蒸し羊羹の1枚。
まだ包丁を入れる前の栗蒸し羊羹(笑)
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Commented by Mariko Yokoyama at 2011-11-14 18:40 x
お久しぶりです。
先日はブログで紹介していただきありがとうございました。
写真も文章もとても素敵。感動して周りの友人達に沢山自慢しちゃいました。本当にアートの様な和菓子ですね。素晴らしいです。

atelier mbrのホームページが新しく完成しましので良ければ覗きに来てください(^^)
また吉野さんのブログに遊びにきます!
Commented by wagashi_yoshino at 2011-11-16 13:19
●Mariko Yokoyamaさん
まずはホームページ完成、おめでとうございます♪
早速拝見させてもらいましたが、真理子さんの作った焼き菓子の様に優しさと温かみと素朴さが伝わってくる素敵なHPですね。ほっこりとした気持ちになりましたよ。これからも夢をどんどん実現していって下さいね。コチラも真理子さんを見習い、ひとつ、ひとつのお菓子を大切に作っていきたいと思っています。
Commented by miyo at 2011-11-17 23:56 x
もう直前で忙しいでしょう。
yuyuの頃からえびす講行ってみたいな~と思ってもう
5年は経っちゃいました。
いつか必ず賑やかな町の中の1人になりたいです。
Commented by ぐ~ at 2011-11-18 22:21 x
出ました~。毎年の行事ですね。
いつも忙しそうですが、いちだんと忙しいでしょうね。
栗蒸し羊羹も、ごくっ!です。
Commented by wagashi_yoshino at 2011-11-21 13:01
●miyoさん
毎年お天気に恵まれてきたえびす講ですが今年は一日中雨。一時風も強くなってあいにくの天候でした。でも、そんな中、傘をさし肩を濡らしながらご来店下さるお客様もいらっしゃって、とても有難いことだと感謝しています。酉の市と似た雰囲気という感じがしていますが、そこは焼津。大漁祈願を中心とした港町ならではの特徴もあります。いつの日か是非、ご来焼下さいね。miyoさんでしたら吉野も、しっかりおもてなしいたしますからね。
Commented by wagashi_yoshino at 2011-11-21 13:02
●ぐ~さん
忙しい事に慣れっこになっていて、わけがわからないこともあるんですが(笑)そうやって和菓子づくりの仕事が出来ることは幸せなことなんですね。えびす講では多くのお客様がご来店されますので、やはり仕込みの数量も一段と多い上、お菓子に付ける藁束の飾りを編んだりして特別忙しい。
藁編みをしていて気がついたら夜が明けていたなんてこともありました(笑)ぐ~ちゃんも吉野の和菓子召し上がって欲しい一人です。
by wagashi_yoshino | 2011-11-14 16:48 | 工房レポート | Comments(6)

駿河湾の潮風に吹かれて。海辺の町の和菓子屋blog。手づくり工房から和菓子の愉しさ紹介します。


by wagashi_yoshino