茶席上生菓子「七夕願い星」

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『7月7日はたいてい梅雨のさなかで中々星も見られない』という理由で
国立天文台では2001年から
旧暦7月7日を「伝統的七夕」と呼び
その日の新暦での日付を広く報じています。

伝統的七夕の日は
梅雨明け後で晴天率が高く
月は夜半前には沈み
その後は天の川がくっきりと見える観察条件なのだそうで
昨年は8月6日
そして今年は8月24日
この機会に月や星を見上げてもらうきっかけにしてほしい
そして・・・できればライトダウンを実施して無駄な照明を消し
夜空をよく眺められるようにしてほしいと
国立天文台ではアピールしています。
星を見上げることは節電省エネにも役立ちそうです。
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本日の和菓子は
茶席上生菓子『七夕願い星』

七夕の上生菓子を創りたくてアレコレ、ラフスケッチ。
単純な星の抜き型は避けたかったので熟慮していたのですが
いつの間にか眠ってしまったようで(笑)
でも夢うつつのアイデアは七色の和菓子でした。
七夕の夜空にかかった美しい天の川に
瞬くキラキラと輝く星をイメージ。
同時にオーバーラップして
彩り豊かで華やかな七夕の笹飾りも表現。
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小豆の潰し餡を芯に白煉切で包んで上部をへこませ
七色に染め分けた煉切そぼろを植え込み
食用の銀箔をトッピング。
彩りも華やかで賑やかな七夕上生菓子が出来ました。
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さて今年の七夕の日
7月7日それとも・・・
伝統的七夕の日8月24日
美しい夜空を見ることが出来るでしょうか?

あなたの素敵な思いを・・・星に願いましょう。


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Commented by mamayumayu at 2012-07-04 23:24
私の願いは・・・・
『七夕願い星』をいただく事かしらん♪

七色がきらきらと涼しげですね。
下の竹は器ですか?
風情があり『七夕願い星』がより一層美味しく感じます。
薄茶と・・・ご相伴にあずかりたいです。
Commented by wagashi_yoshino at 2012-07-07 23:10
●mamayumayuさん
七夕の願いに、素敵な夢をありがとうございました♪
本当は笹の葉をバックに演出したかったんですが近くに見当たらなかったんです(笑)どうしても竹の演出をしたくて竹のカップにしてみました。偶然竹のカップを逆さに伏せてみたら上生菓子がチョコンと乗ったので、そのまま撮影。涼しげに見えたら成功でしたね。でもいつの日かmamayumayuさんにこの上生菓子を召し上がって頂きたいものです。
Commented by cox-orange at 2012-07-13 00:06
カラフルでふんわり綺麗なきんとん、美しいです~。
銀箔が素敵ですね。

>単純な星の抜き型は避けたかったので

これはわかるような気がします。(笑)
ストレートな表現の方がいい時もあるけど、イメージ喚起するタイプのものの方がどちらかというと私は好きですね。

それにしても白い練りきりだなあ・・・一瞬お餅かと思いました。
Commented by wagashi_yoshino at 2012-07-17 18:22
●cox-orangeさん
七夕の和菓子ってとてもロマンチックでいいんですが星型だとどうしてもストレート過ぎてしまうんですね。イメージが固定あるいは萎縮してしまうので、もっと広がりのある表現が出来たらなぁと思っていました。
星以外にもテーマはあるのでアレコレ考えるのも楽しいかと。
煉切の白さは素材の白あんによりますね~煉るとき少々メレンゲを入れて白くする方法もありますから試してみて下さい。
お盆の忙しさにかまけレスが出遅れて失礼しました。
by wagashi_yoshino | 2012-07-04 19:05 | 気まぐれ和菓子 | Comments(4)

駿河湾の潮風に吹かれて。海辺の町の和菓子屋blog。手づくり工房から和菓子の愉しさ紹介します。


by wagashi_yoshino