茶席上生菓子「栗ひろい」

c0050395_18323128.jpg

相変わらず超マイペースな和菓子ブログ。
仕事が忙しくなるとブログを更新する間もなく(汗)
あっという間にお彼岸も通り過ぎて
季節はすっかり秋模様。
週末の9月30日はお月見ですが
台風の進路が気になります。
なんとか影響がないことを願うばかりです。

本日の和菓子
茶席上生菓子『栗ひろい』

きんとんそぼろの小豆色は自然な風合い。
そぼろ状に漉し出す「きんとん」ようかんは
秋を意識して半小豆色(はんしょうずいろ)にしていますが
小豆のこしあんと白あんをブレンドして煉り上げます。

c0050395_18332044.jpg

その年によって微妙にブレンド比率を変えています。
あんの色の濃さにもよりますので
一概に決まりもないのですが
今年の比率は、小豆こしあん4:白あん6
やさしくて温かな
秋がよく似合う様な『半小豆色』を目指します。

c0050395_18344782.jpg

秋が深まるにつれて様々な実りの便りが届いてきます。
果物や木の実などの美味しい収穫物を
和菓子に上手く取り込んで生かしたいですね。

**********************

ところで春と秋に開催している「焼津まちゼミ」
「秋の和菓子づくり教室」で今回も参加しまして
この上生菓子「栗拾い」を受講の皆さんと一緒に作りました。
数ある栗和菓子の中で
美味しそうな見た目も然ることながら
作る楽しさという点で面白いと思ったからです。
c0050395_18354158.jpg


そぼろ漉し器で「ぎゅ」と、漉し出して、きんとんそぼろを作り
やわらかな蜜漬け栗をのせた白あんを芯にして
半小豆のそぼろを箸で植え込んでいきます。
皆さん慎重に丁寧に・・・。
もうひとつのお題「練切の栗茶巾絞り」と共に
思った以上に皆さんお上手でしたよ。
嬉しいことに毎回参加されてくれる熱心な方もいらっしゃるので
これからも気を抜くことなく
皆さんと和菓子づくりを楽しみたいと思っています。
ゼミに参加された皆さん、お疲れ様でした。


[PR]
Commented by amamori120 at 2012-09-27 23:02
吉野師匠   こんばんHA

和菓子にも栗が活躍する季節の到来・・・ですねぇ ♪

今回のも美味しそうで見事な作品!
頂きたいなぁ ♪
Commented by マミー at 2012-09-29 21:47 x
半小豆色…初めて知った色の名称です。「あずき」ではなく「しょうず」とこの場合は読むんですね。まさしく秋色。
吉野さんのお菓子教室に参加できる方々がうらやましい。
Commented by ぐ~ at 2012-09-30 06:14 x
やっぱり餡子だなぁ~。
日本人に生まれてよかった~。
この教室に通いたい!
Commented by wagashi_yoshino at 2012-10-01 23:17
●amamori120さん
このところ続いた台風のせいで九州や韓国の栗産地が大打撃を被ったと聞いております。豊かに実った栗が風雨にさらされ落下して傷んでしまうのは何とも切ないし、もったいないとも思う次第。何かいい方法はないものでしょうかね。美味しい実りを大切に頂きたいです。
Commented by wagashi_yoshino at 2012-10-01 23:17
●マミーさん
上生菓子の品評会を作るときになどに先輩から教えてもらったで色の名称で、一応に「はんしょうず」って呼び方でした。ちょっとトーンを抑えた感じ、ホントに秋が似合う色ですね。以前もコメント頂きましたが、この際
このブログをご覧いただいている方限定で和菓子教室を開きましようね。
Commented by wagashi_yoshino at 2012-10-01 23:18
●ぐ~さん
寒天が入っているものと、あんだけのきんとんそぼろでは全く違ったものになるのですが、僕はこの寒天流しのきんとんも好きなんですね。
ぐ~さんや↑のマミーさん、他にもmiyoさんとかご興味あるいろんな方で和菓子教室を開催したら楽しいだろうな~って・・・一度企画しましよう。
by wagashi_yoshino | 2012-09-27 18:37 | 秋色の頃 | Comments(6)

駿河湾の潮風に吹かれて。海辺の町の和菓子屋blog。手づくり工房から和菓子の愉しさ紹介します。


by wagashi_yoshino