味覚の秋の『収穫おこわ』
2005年 09月 25日
秋のお彼岸、おはぎとともに、よく売れたコレ。
『醤油味の栗おこわ』です。
無添加丸大豆醤油と日本酒を少々加えた風味が
栗の自然な甘みとよく合います。
もちろん、栗は採れたての新栗・・・あの栗です。
今年は、山梨産の大粒栗を使いました。
初めて使う産地の栗でしたが
ホクホクとした甘みが、美味しかったですよ。
間違っても、蜜漬け栗を使ってはいけません。
せっかくのご馳走が台無しです。
「蒸したてのおこわの香ばしい醤油の香りが、たまら~ん」
煎った白胡麻をふりかけて、熱々を召し上がれ。
「はふ、はふ」ものです。
「う~、おいひ~」・・・・・です。
赤飯やおこわの類が、和菓子屋で作られるのは
昔から生活に係わる行事に使われてきたことによります。
「栗おこわ」っていうのが、意外な感じもするのですが
お祝い事には付き物のお赤飯の変り種。
お赤飯も、秋には栗入りが登場しますよね。
じつは昨年から、もう一品おこわが加わったんです。
糯米は、みやぎ米の『みやこがね』・・・「旨いです」
お餅にしても美味しいお米ですが
今回は駿河湾海洋深層水で
まろやかな風味の塩味おこわに仕上げました。
そして・・・
さつま芋は徳島県JA里浦の鳴門金時『里むすめ』
こちらもホクホクの秋の味覚がたっぷりしていて
実りの秋を感じるおこわになりました。
それは、それは美味しい
深層水まろやか塩味の『さつま芋おこわ』なのでした。
by wagashi_yoshino
| 2005-09-25 13:12
| 秋色の頃