秋の蒸しどらやき「姫様あんず」

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週末まで続いた雨模様も、ようやく終わり
ここ数日は気持ちのいい爽やかな秋晴れです。

近くの小石川の岸辺に立ち並んでいる金木犀からでしょうか
秋風にのってお店にも花の香りがしてきました。
いよいよ、秋本番ですね。

本日の和菓子は「姫様あんず」

蒸したてのふわふわ蒸しどらやき生地に
甘酸っぱい自家製あんずあんと蜜漬けあんずの実を
はさみこんだ創作和菓子です。

『あんず大福』のとき
『Barca a Vela』のippopotamooさんとの話の中で出てきた
あの「姫様あんず」です。
『春の香りの蒸しどらやき』の秋バージョン。


もともと、あんずとカステラ生地の相性がいいので
蒸しどらやきの生地で作ってみました。

卵黄と卵白を分けてつくる別立て法という製法。
卵白を「つの」が立つまで思いっきりホイップ!
良く立ちはじめたら半分量の砂糖を
少しづつ加えてゆきます。

卵黄は残り半分の砂糖、白あんとよく混ぜ合わせておき
ホイップした卵白と軽くミックス。
最後に薄力粉をサックリ合わせれば
蒸しかすてらの生地が完成。

どら焼きのようにロール紙に丸く流して
強めの蒸気で蒸し上げると、蒸しどら焼きの出来上がり。
ふわふわです。

生地の表面に、ちょこと見えているのは
あんずの実を刻んだもの。

蒸したてのどらやき生地に包まれたあんずの実は
ふんわり衣をまとったお姫様のようです。


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Commented by ippopotamoo at 2005-10-20 19:43
生唾ごっくん!
想像していた通りの「姫様あんず」さんでした。生地のふんわり感が写真でもよ~く伝わってきて、食べたくなりますね。でも生地には白あんが入っているのですね。あ~想像を絶します。
誰か、ドラえもんの「どこでもドア」を発明してください!
Commented by wagashi_yoshino at 2005-10-21 23:31
●ippopotamooさん
和菓子の生地「浮島」に見られるように、カステラ生地に白あんを入れて
しっとりさせる方法があります。蒸しまんじゅうの生地などにも入れることがあって、あれこれ使われています。
蒸しどらやきは、素材をかえればいろいろバリエーションが楽しめますね。
Commented by atsumomoan2 at 2005-10-22 00:14
う〜ん、願わくば、今すぐにでもお茶を入れて、かぶりつきたい衝動にかられてしまいます。
どんな味なのか、頭の中で想像して楽しんで見ますねえ。
ぼくも「どこでもドア」を切望します!!
Commented by go_to_rumania at 2005-10-22 06:01
杏なんですね。最初 栗のペースト?と思ってしまいました。
甘酸っぱい感と やわらかそうなこの生地は、確かに「姫」という
ネーミング合いますね。
以前和菓子の構想のスケッチを公表されていましたが、
名前もきっと その時に色々考えられるのでしょうね。
創作できるお仕事、、素敵です :)

↓お茶と合いますか。やっぱり ・・・・ チェックチェック。笑

★ルーマニアの紅葉、またすぐにUpしますね。
公園と野犬(と聞くと可愛くないかもしれないけれど、とっても
野良犬たちもおとなしい子は可愛いですし、好きで野良犬になった
わけではないので、切なくなることもしばしば・・・)の可愛い写真を
撮りましたので・・・

また今月末のラジオのHPでも 未使用の紅葉写真(牛付き!?)
を使っていただける予定です。もしお時間あったら聴いてみて下さい:)
Commented by r_dew_1 at 2005-10-22 21:11
ふわふわですねぇ。
繊細なふわふわだから、食べるときはそぉーっとしないと。。
でも、3つは軽く食べちゃうと思います。
Commented by wagashi_yoshino at 2005-10-23 11:14
●atsumomoan2さん
ワッフルみたいな感覚です。ジャム系のものが合いますよね。
自分でもこの時期になると、カステラ風の生地が食べたくなります。
ブッセもそうですが、このふんわり生地とジャム系のあんはなぜ
こんなに相性がいいのでしょうね~。
そういえば亀屋万年堂のナボナも季節限定バージョンありますね。
Commented by wagashi_yoshino at 2005-10-23 11:14
●go_to_rumaniaさん
栗にも見えますね~。栗の蒸しどらやきも美味しそうです。
創作した和菓子のネーミングは難しいです。名付けてみたものの
あまりピントこないとたまには変更することもありますね。
ルーマニアの紅葉もきれいですね。日本もこれから紅葉の季節。
今年はどんな紅葉の和菓子作ろうか・・・これも楽しみのひとつ。
Commented by wagashi_yoshino at 2005-10-23 11:14
●r_dew_1さん
そうそう、やさしく、そぉ~っと、三つ召し上がれ。
世の中には、気持の悪いくらいふわふわ過ぎる菓子も出回っていて
いったいどんな作り方してるのだろうって思う事もあります。
そんな菓子に限って個包装の裏側には、材料名の欄に驚くほどの
種類の材料が羅列・・・プロも唸ります。
Commented by tnk_atk at 2005-10-23 23:33
優しいお色目なので、お姫様というネーミングがぴったりですね。
どら焼きも真っ白だと本当にお上品!
yoshino_wagashiさんだと、本当に自由自在ってかんじですね。
やはり洋菓子の知識も和菓子には必須なのでしょうか?
by wagashi_yoshino | 2005-10-20 19:00 | 秋色の頃 | Comments(9)

駿河湾の潮風に吹かれて。海辺の町の和菓子屋blog。手づくり工房から和菓子の愉しさ紹介します。


by wagashi_yoshino