桃の節句の物語
2005年 03月 04日
我が家のひなまつりは、いつも華やかです。
それは、三人のお姫様がいるからなのかも知れません。
活発で社交的な一番上のお姫様。
ピアノにお習字、お稽古ごとの上手な二番目のお姫様。
一番下のお姫様は、オマセさん、なのに甘えん坊。
にぎやかな三人のお姫様にかこまれて、おひなさまも嬉しそう。
いつも桃の節句は
自家製のさくら餅とひな菓子でお祝です。
それにしても、華麗できれいなおひなさまです。
こんなにも美しかったのですね。
正面からは絶対に見えない後ろ姿や側面の衣装にも
繊細な模様のあしらいが施されてます。
まさしく伝統職人のなせる技。
丁寧な仕事ぶりが、目に見えてくるようです。
業種業態は異なっていますが、同じ伝統を承る職人として
和菓子の美しさにも、あい通じるところがあります。
美味しくいただく「食の文化」とともに
見た目にも美しい和菓子の「美の文化」も
伝承しなければと思う桃の節句でありました。
by wagashi_yoshino
| 2005-03-04 14:18
| 桜の花の咲く頃