『三色だんご』 --花よりだんご--
2005年 03月 07日
もともとは、バラバラの丸いだんごを
食べやすくするため串にさしたのは理解できます。
さらに、焼いたり煮たりと調理のさいも扱いやすいし、持ち運びも楽。
さらに、さらに、武士携帯食説というのがあります。
昔の武士が戦(いくさ)のとき馬上でも空腹を、しのげるよう
消化のよい、丸いだんごを串にさしておけば
片手でも簡単に取り出しやすく食べやすく便利だった。
しかし、この説、真意のほどは定かではありません。
だんごそのものは奈良・平安時代に唐から伝わった仏様に供える菓子
「団喜(だんき)」と言われます。
米や穀物の粉を蒸して丸め油で揚げたもの。
茶道と点心が発達したのは、その後です。
さて、いよいよ桜が咲き、花見シーズンですね。
三色の花見だんごも吉野のショーケースに並び春を待ってます。
花見のときも、持ちやすくて、食べやすいよう
「串にささった」花見だんごが便利だったのでしょうね。
by wagashi_yoshino
| 2005-03-07 17:01
| 桜の花の咲く頃