茶席上生菓子『りんどう』
2010年 11月 05日
季節の移ろいを感じた今朝。
透き通った朝の空気を身体に浸透させるように
大きく深呼吸しました。
深まる秋を身体で感じながら和菓子作りに勤しんでいます。
家族も仕事に、学業に、スポーツに、趣味に、と
過ごしやすい清秋の時間を満喫しているようです。
焼津の地元では、いよいよえびす講の準備が始まりました。
11月19~20日の焼津西ノ宮神社大祭に向けて
商店街で配布する大入り袋の仕込みや参道に並ぶ屋台の地割り。
吉野でも鯛の落雁に使う飾り藁編みの準備に入ります。
本日の和菓子は
茶席上生菓子『りんどう』
青紫の五弁の花は濃く個性的な形。
小豆のこしあんを芯に
濃淡の紫色で部分ばかしをした煉切を包み
上部をへこませて筒状に整えてから
三角ヘラで五弁のはなびらの筋を入れていきます。
漢字の「竜胆」にも、ちゃんとした意味や由来がありますが
どうも可憐な花に似合わないので、ひらがなで・・・。
漢字にするとイメージじゃない似合わない花って、案外多くあるんですよね。
********************
別に選んだわけではないのですが、前回の植村花菜さんに続き
女性のギター弾き語りYou Tube曲です。
とても素敵な大人の女性「EPO」になっていたのですね。
深まる秋の夜はじっくり聴き込むことができる、こんな曲がおすすめ。
あなたにとって 『たったひとつのもの』 なんですか?
by wagashi_yoshino
| 2010-11-05 13:52
| 秋色の頃