青竹筒流し水羊羹 波のしずく
2005年 07月 02日
早くうっとうしい梅雨が明けて欲しいものですね。
八月生まれなので、夏が待ち遠しい。
なぜか、暑いのが得意なのです。
さて、七夕も近づく7月に入ると
吉野の工房では、こんな仕込み風景が
見られるようになりました。
わかりました?
本日の和菓子は、青竹流し水羊羹「波のしずく」。
見た目も涼しげな天然の青竹筒に
水羊羹を流し込みました。
静岡ならではの
「自然の恵みを使いたい」という発想から
駿河湾の海洋深層水で仕込んでいます。
「波のしずく」という名前の由来ですね。
まろやかな塩味が、小豆の風味を
瑞々しく引き立てています。
水羊羹本来のやさしい甘味と
あいまって奏でる
絶妙な味をお楽しみくださいませ。
やはり、冷やしていただくと
一層、美味しく召し上がれますよ。
涼しさと一緒に召し上がっていただきたい和菓子です。
七夕の和菓子としても、活かしていきたいな~。
そうだ!七夕さまには、短冊をつけてみましょう♪
「波のしずく」は、焼津菓子組合海洋深層水学会が定めた共通のブランドです。学会に加盟している9店舗の菓子店では「駿河湾海洋深層水を加えた水羊羹」というコンセプトで、各菓子店ごとに「波のしずく」を商品化しています。
※「駿河湾海洋深層水」について
太陽光や熱が届かない深層にある海水。水圧30気圧以上のため微生物や病原菌が繁殖せず、清浄性が高く、ミネラル分を多く含み、低温で安定している。駿河湾は「日本一深い湾」という特徴を生かし、水深約700mからの取水を可能にしています。
by wagashi_yoshino
| 2005-07-02 17:51
| 初夏の頃