慶祝和菓子「千代の鶴」と「寿ぎの亀」
2006年 01月 26日
昨年12月、年の瀬も近づいたクリスマス前こと。
仲のよさそうな若いカップルが
ご自分たちの婚礼和菓子の相談で、ご来店されました。
平成18年2月に挙式予定とのこと。
ご注文は、結婚式の引き出物です。
まだお時間の余裕があったので
「新年になってから相談しましょう」と、いうことになり
先日、再度ご来店していただきました。
見本を見て頂いて決まったのが、茶席上生菓子での箱詰め。
縁起のよい松竹梅、鶴亀を中心にして彩りのよく配置。
「色が重なる!」とか「形が同じものだな~」とか
あれこれ、思案してようやく納得できる詰め合わせが出来ました。
なにせ、慶祝和菓子ですから力も入ります。
『結婚式のお祝い』ですからね。
そういえば、このブログとリンクして頂いている
『空の色に似てる』の
mashiro30さんもご婚約されたようです。
このブログの立ち上げ直後から、ずっとコメント頂いているので
最近では親しみを込めてマシロって呼んでますけど
家族のことのように嬉しいです。
ご婚約おめでとうございます。パチパチパチ♪
マシロへのお祝いの意味も込めて
本日の和菓子は
慶祝和菓子「千代の鶴」と「寿ぎの亀」
どちらも結婚式の引き出物に使われる上生菓子です。
両方とも煉切製。
「千代の鶴(ちよのつる)」は
あっさりした白あんを包み
かわいい紅白の卵を、ふんわり抱かせて
家族の繁栄を祈ります。
「寿ぎの亀(ことほぎのかめ)」は
小豆こしあんを芯にして
おめでたい寿の浮き彫りが表れる亀甲の木型で仕上げ
金箔をあしらって華やかに。
おめでたい話は、ホントにいいものです。
by wagashi_yoshino
| 2006-01-26 19:33
| 特別な御注文